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管理人プロフィール
松田雅央(まさひろ)
フリージャーナリスト。ドイツ・ヨーロッパの環境政策、まちづくり、環境教育、交通、エネルギー、技術分野が専門。在独17年、2010年よりカールスルーエ市観光局の 専門視察アドバイザーを務める
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ドイツ環境情報のページ

 

◆ 動画 ◆

フライブルク(環境住宅地)の公共交通
ドイツ・フライブルク(人口約22万)はバーデン・ ヴュルテンベルク州の南西に位置する環境先進都市。VAG(フライブルク交通社)がトラム5路線、バス18路線を運行し、利用者は年間延べ7,500万人を数えます。ここに映っている路線3は2006年に、このヴォーバン環境住宅地まで延伸しました。(2014年9月撮影)
 
プラハの公共交通
チェコ共和国の首都プラハ(人口約126万)では、首都プラハ交通社(DPP)がトラ­ム33路線、地下鉄3路線、路線バスを運行しています。市街地ではトラムと自動車の共­用部分が多く、大変な混雑です。ビデオの最後のシーンは地下鉄A線ハルチャンスカ駅。 (2014年6月撮影)
トラム ドイツ カッセルマンハイムフライブルク(中心市街地)
フライブルク(環境住宅地)
  フランス ストラスブール
  スイス バーゼル
列車 ドイツ バートヘレンアルプ(蒸気機関車)

◆ 連載記事・コラム ◆

フードバンク ー 飽食と貧困の間で ー (2018年09月号)

   ドイツで生産される食品の約4割、人口1人当たり年間81キロがゴミとして捨てられている。そこには、まだ食べられるにもかかわらず「見た目が悪い」「包装が傷んだ」といった理由から、流通段階で廃棄される食品も含まれる。その一方で、日々の食事に困る低所得者がいるのも事実。それなら小売店や企業に食品を寄付してもらい、困窮者に提供できないだろうか。こういったアイデアを基に、1967年、アメリカで世界最初のフードバンクが誕生した。

発電用風車のリサイクル ー 急がれる指針づくり ー (2018年07月号)

   ドイツ国内で稼動する約28,000基の発電用風車が、順次、更新時期を迎えようとしている(写真1)。ドイツの風力発電設備はEEG(再生可能エネルギー法)による20年間の売電価格保証という補助制度の枠内で稼動しており、その期間が終わればその先を決めなければならない。発電用風車は90年代後半から急激に数を増やしており、解体される設備はこれからうなぎ上りに増加する。しかし、大量の解体が目前に迫っているにもかかわらずリサイクルに関する公の指針はまだなく、手探り状態が続いているのが実情だ。

ユーロスターが繋ぐ未来 ー イギリスと大陸の微妙な距離感 ー (2018年05月号)

   先日、ロンドンからパリまで国際特急ユーロスターを利用した。1994年に開業したユーロスターは欧州統合の象徴的な存在であり、その位置付けはブレグジット(イギリスのEU離脱)をひかえた今も変わらないはずだ。
 ただし飛行機との競争が激しく、必ずしも思惑通りに旅客数が伸びていないのも事実。またブレグジットがどう影響するかは不透明で、その将来に影を落としている。

軍用跡地の新たなまちづくり ー ドイツ、バーデン・バーデン Cité地区 ー (2018年03月号)

  冷戦終結が転機
 ドイツにアメリカを中心とする外国の軍隊が駐屯している事実は、日本ではあまり知られていない。
終戦後、西ドイツに駐留を始めた連合軍は、その後の冷戦構造の中で、東に対峙するための軍隊へと性格を変えていった。NATO(北大西洋条約機構)の一員となり長らく防波堤の役割を果してきた西ドイツだが、1989年のベルリンの壁崩壊と冷戦終結が状況を一変させる。駐屯の必要が無くなった軍隊は本国へと引き上げ、それまで使用してきた軍用地が統一ドイツへ返還されることになった。…

若い感性で難民を支援 ー スイス・チューリッヒ ー (2018年01月号)

  肌で感じる難民の増加
あくまでドイツに住む一市民としての主観だが、ここ2〜3年の間に、街で見かける難民の数が急増したように思う。駅の構内で立ち話するそういった若者達を見ながら、彼らが将来社会に適応できるのか、どのような仕事につけるのか、と考えずにはいられない。難民は社会という平均台の上で微妙なバランスを取りながら生活している。彼らが言葉を習得し社会の一員になれるかどうか、その鍵を握るのが定住支援の内容だ。…

新しいモビリティー社会の輪郭ー IAA2017 ー (2017年11月号)

  この9月、67回目となるIAA2017(フランクフルト国際モーターショー)が開催された。隔年開催される世界最大級のモーターショーに、今回は39カ国の約1,000社・団体が出展し、81万の来場者が訪れた。特に目を引いたのはEV(電動自動車)、AI(人工知能)技術と自動運転技術の比重の高さ。これらの技術が拓くモビリティー社会の未来像はまだはっきりしないが、自動車メーカーも部品メーカーも対応に余念がない。主催者であるドイツ自動車産業連盟によれば、計画中を含め、この先数年の間にドイツの自動車メーカーだけで150車種のEVを市場に送り出す予定だという。…

自転車ツーリズムとまちづくり(ボーデン湖) (2017年09月号)

  ドイツ、スイス、オーストリアの3国に囲まれたボーデン湖は、ヨーロッパ有数の観光・保養地として知られる。広さは琵琶湖より一回り小さい534㎢。美しい景観と史跡、湖畔に点在する宝石のような街や村が人々を魅了し、観光客は年間430万人を数える(宿泊者)。近年は特に健康志向と環境意識の高まりから、世代を問わない自転車ツーリズムの盛り上がりが著しい。この夏、琵琶湖で自転車利用促進に取り組む「輪の国びわ湖推進協議会」の藤本氏の視察に同行する機会を得た。自転車ツーリズムがまちづくりと地域振興にどう役立つのか、ボーデン湖を例に考察してみたい。…

ドイツの学習塾事情 (2017年07月号)

  公的支出と私費負担
OECD(経済協力開発機構)が2016年に発表した加盟35ヶ国の教育状況の調査によると、日本はGDPに占める教育機関への公的支出の割合が3.2%(平均は4.5%)と極めて低く32位だった。公的支出の割合の低さは日本の課題として長年指摘されているところだ。一方で、子供1人あたりの日本の年間教育支出額は11,309ドルと、OECDの平均10,493ドルを上回っている。こういったデータから浮かび上がるのは「教育に対する支出は平均以上だが私費負担の割合が高く、家計に重い負担となっている」という日本の実態だ。…

日常に忍び寄るテロの影 (2017年05月号)

  荒れる欧州
欧州ではこのところテロが頻発している。これまであまり事件が発生していなかった国を含め、広範囲で発生しているのが特徴だ。社会が急激に変化する中で、市民はいったいどのようにして安全な暮らしを守ればよいのだろうか。…

春の風物詩 - ドイツのカーニバル – (2017年03月号)

  春と呼ぶにはまだ肌寒いこの季節、カーニバル(謝肉祭)のパレードを控えたドイツは熱気に包まれている。世界的に有名なのはリオやベネチア、ドイツに詳しい方ならばケルンやデュッセルドルフのカーニバルをご存知だろうか。カーニバルには長い冬からの開放を祝うという性格に加え、常識をひっくり返す倒錯の祭りという特徴もある。…

犬を飼うなら - 動物保護センター – (2017年02月号)

  私が通うヨガ教室の経営者Cさんは大の犬好き。天寿を全うした中型犬に代わり、昨年1月にスペイン産の小型犬を飼い始めた。わざわざ取り寄せたのだからさぞ特別な犬かと思いきや、実は雑種の野良犬で、スペインの動物保護団体から譲り受けたものだった。いったいなぜ、そこまでしてこの犬を飼うことにしたのだろう。…

命に寄り添う - ドイツのホスピス – (2017年01月号)

  親しくしている70代半ばの知人が在宅ターミナルケア(終末期介護)を受けることになった。半年前に乳癌を手術し経過は良好と聞いていたのだが、残念ながら最近の検査で広く転移していると分かった。考慮の末、緩和ケアだけを受けながら自宅で暮らすことに決めたそうだ。今のところ心身共に安定しているのが救いで、地元のホスピスがサポートを始めている。

【過去のコラム】

 

カーシェアリングとEVの熱い関係 (2013年12月号)

  車の新しい利用形態カーシェアリングの普及がヨーロッパで進んでいます。車を借りる点はレンタカーと同じですが、手軽でしかもリーズナブルなのが特徴です。「マイカーを持つ代わりに」「2台目が必要なときに」「業務用車が足りないときに」などの用途が考えられ、「共同の自家用車」といった感覚です。規模に制限はなく、マンション数世帯が1台の車を共用(シェア)するプライベートなものから、…

エコなリフォームで末永く 〜ドイツ住宅のエネルギー事情〜 (2013年09月号)

  先月、私が住んでいるアパートのガスボイラー交換工事がありました。ここでは各戸それぞれのガスボイラーで暖房と給湯をまかなっています。20年前の器具を燃焼効率の高い最新のものに取り替え、大家によれば工事費込みで6千ユーロほどかかったそうです(写真)。…
水のまちづくりと気候変動 〜アムステルダム〜 (2013年06月号)
  オランダを陸路で移動していると、土地の平坦さを実感します。360度見渡して、山はおろか丘も谷も一切見当たらない景観は日本にはなかなかないでしょう。牧草地と畑地が整然と区分けされレンガ造りの住宅が立ち並ぶ様子から、豊かで落ち着いた暮らしぶりがうかがえます。…
都市気候の改善 (2013年03月号)
  いつの時代も大気汚染対策はドイツにとって重要な課題です。中世の頃、生活排水は通りに打ち捨てられ、悪臭を放ち伝染病の原因になっていました。食肉業や皮なめしなど匂いの発生源には事欠きませんし、薪や石炭の煤煙が都市を覆い健康被害をもたらすこともありました。…
次世代を狙うEVバス (2012年11月号)
  EV(電気自動車)は近い将来の普及が期待されていますが、ヨーロッパにはまだまだ浸透していないのが現状です。ここ数年、急速に開発が進み実用性に優れた車種が増えてきたとはいえ、依然として様々な課題が残されています。第一に通常の自動車と比べて非常に高額。そして1回の充電で走れる距離が短く、充電に長時間かかります。…
水と廃棄物処理の国際メッセ IFAT2012 (2012年08月号)
  5月初旬、半世紀の歴史を誇る「水と廃棄物処理の国際メッセIFAT(イーファット)2012」がドイツ・ミュンヘンで開催されました。出展は54カ国から2,939社、来場者は180カ国125,000人と、文字通り世界最大級の専門見本市です。ドイツ系企業の出展が主ですが、約4割は国外企業が占め、世界に開かれた環境ビジネスの中継ポイントと位置づけられています。
脚光を浴びるミニ/マイクロCHP (2012年05月号)
  この4月、ドイツ連邦環境省の小型CHP補助金制度が再開されました。CHPCombined Heat and Power)は熱電併給、あるいはコジェネレーションと呼ばれるエネルギー供給の仕組みで、その名の通り熱と電力を利用する効率の良さが特徴です。
収益事業、それともPR?〜再生可能エネルギーの目的意識〜 (2012年01月号)
  数日前、日本の自治体関係者と一緒にカールスルーエ市のエネルギーの丘(本誌20117月号)を見学しました。ここは市民出資の会社が地元エネルギー水道公社の協力を得て、風力発電、ソーラー発電、ゴミのメタンガスを使ったコジェネレーションを行う複合エコプロジェクトです。
EV(電気自動車)社会の兆し (2011年10月号)
  先日ベルリンを訪れた際、道路沿いに設置された充電ボックスで充電する2台のEVを見かけました。車体には大きなコンセントの絵とDB(ドイツ鉄道)のロゴが描かれています。DBのカーシェアリングEVを導入した話は聞いていましたが、実際目にしたのは初めてでした。
電力料金とエコ負担金 (2011年7月号)
  ドイツ・メルケル政権は原発を平均12年延長する計画を撤回し、2022年までの全原発閉鎖を決めました。福島第一原発事故直後に一時停止させた1980年以前の古い原発8基はそのまま廃炉とし、残る9基はこれから順次閉鎖します。一方、風力・バイオマス・水力・ソーラーといった再生可能エネルギーの開発はさらに加速させます。

【過去の記事】

 

2012年2月まで連載

原発を再利用したテーマパークに行ってきた (2012年02月29日)
 

ドイツとオランダの国境近くに、原発を再利用したテーマパークがあることをご存じだろうか。この原発は1986年に完成したが、一度も稼働することなく廃止。実業家の手によって生まれ変わった施設は、一体どんなところなのだろうか。…
アラーフ! 厳格なドイツ人が、ハメを外すお祭り (2012年02月22日)
凍えるヨーロッパで、路上生活者はどのように暮らしているのか (2012年02月08日)
石油を“武器”にできる国はどこ――今と昔の勢力図 (2012年02月01日)

なぜドイツは製造業が強いのか――歴史を振り返る (2012年01月10日)

ちょ、ちょっと怖いよ……海外で行っている「聖ニコラウスの日」 (2011年12月24日)
ドイツのソーラー産業が“苦戦”している (2011年12月06日)
ドイツ人が、日本に興味を抱くワケ (2011年11月22日)
海外で、日本食レストランを開業する苦労とは (2011年11月15日)
コストとメリットの関係は? 再生可能エネルギーの未来 (2011年11月08日)

【過去の記事】

日本経済研究所月報「ドイツ環境レポート」「EUレポート」

その他の記事・レポート・コラム・論文

メディア出演・講演・その他

◆ 著書 / 寄稿した書籍◆

 

松田雅央著 環境先進国ドイツの今 〜 緑とトラムの街カールスルーエから

 

EVライフを愉しむ(日本経済新聞出版社)

 

環境先進国ドイツの今
 
〜 緑とトラムの街
カールスルーエから〜

 

電気自動車
EVライフを愉しむ

(寄稿)


 
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